ピラティスとは

 

ピラティスとは、ドイツ人の看護師ジョセフピラティスがリハビリを目的として生み出したエクササイズ法です。

*ピラティスの特徴

ピラティスは、からだの中心である骨盤周辺のより深層に位置する筋肉を強化します。エクササイズでは、呼吸と正しいフォーム、効率的な動きを意識します。日頃感じにくく衰えやすい部分に意識を置き、また動かすことで、関節や背骨、筋肉のバランスを健康な状態に保ちます。その結果、姿勢が良くなり、効率的に動けるようになり、疲れにくいからだへと変化します。

*ピラティスの動き

動き自体はとてもシンプルで、身体の芯(CORE)を感じることを重視し、そしてより良く動くということに焦点を当てエクササイズを行います。すべての年代の方に適応し、妊婦さんや高齢の方、アスリートにも効果的です。

ピラティスの効果

・姿勢の改善
体の骨盤周辺を支えるコアの筋肉が鍛えられ、骨盤と背骨の位置を本来の理想的な場所に保てるようになり姿勢が改善します。また、コアの筋肉は持久力があるため、正しい姿勢を無理なくキープできるようになります。

・体のコントロール力のアップ
常に体のどこの筋肉・骨を動かしているかをイメージしながらトレーニングするため、自分の体への気づきが高まり、体をうまく動かせるようになります。

・ケガの予防や肩こり、腰痛の改善
エクササイズを通し、左右アンバランスな筋力や習慣などによって引き起こされた不良な姿勢が改善されます。それにより、不必要に高まった筋肉の緊張が改善され、血行や血流がよくなり、腰痛、肩こりが緩和されます。また、腹横筋というインナーマッスルは自前のコルセットの役割をします。この筋肉をしっかり鍛えれば、外からコルセットを巻かなくても腰はしっかり安定されます。

・柔軟性、筋力アップ
エクササイズを通して筋肉がストレッチされ柔軟性が増すとともに、使われていなかった筋肉を鍛えることが可能です。

・スポーツ選手の競技力・パフォーマンスの向上
からだの芯が鍛えられ、また正しく効率的に身体を動かすコントロール力が身につきパフォーマンスの向上につながります。

・血行促進、ストレス解消
深い呼吸によって、肺胞のガス交換がしっかり行われ、血管の隅々まで酸素がいきわたります。
レッスンでは、自分の体のことに集中する貴重な時間をつくり出します。慌ただしい日常生活から切り離され、レッスン後にはすっきりとした充実感を味わえます。

・腹筋を引き締める、ダイエット効果
お腹の深部にあるインナーマッスルが強化されると、下がってきていた内臓を上に押し上げしっかりとサポートすることができます。また、基礎代謝がアップするため、太りにくいからだになります。また、腹斜筋を鍛えることでくびれのあるウエストがつくられます。

ピラティスの6つの原則(オリジナル)

・呼吸
・集中
・正確性
・センタリング (自分の身体の中心を意識する)
・フロー    (流れるような滑らかな動き)
・コントロール (自分で動きをコントロールする)

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